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自動車メーカー国内第2位の日産自動車(ニッサン/NISSAN)
自動車メーカー国内第2位の日産自動車(ニッサン/NISSAN)
現在、トヨタ自動車に次ぐ国内第2位の自動車メーカーで、事実上のルノー傘下である。東証一部上場。子会社にトラック専門の日産ディーゼル工業や、モータースポーツ専門のニスモなどがある。歴史的経緯(日産コンツェルン)によって日立製作所と関係が深い。
「技術の日産」
一時期企業スローガンで「技術の日産」と称していたように、創業期より先進技術の吸収に積極的で、第二次世界大戦前の段階ではゼネラルモーターズの技術や資本導入を目論み、あるいは戦後はオースチンとの提携下で乗用車のノックダウン生産を展開するなど、現在にいたるまで外国企業との連携には余り抵抗感を持たない。
1966年に高い技術力を誇ったプリンス自動車工業株式会社と合併し、同社の技術がフィードバックされたことで技術の日産と巷間呼ばれるようになるが、その反面、技術偏重の社風より販売政策は余り上手いとは言えず、オイルショックの頃から永くライバル視してきたトヨタ自動車に営業成績において差を広げられてしまった。
日産自動車の経営危機と復活
1980年代後半のバブル景気時代には高級車シーマをヒットさせるなど、存在感を示していた日産だがバブル崩壊後は財務体質が悪化。もともと販売戦略が不得手な上に、商品戦略やデザインなどの面でも失敗したことからヒット車種が出ずに販売不振に陥ってしまい、国内シェアでは一時ホンダに抜かれ第3位に転落。1998年には約2兆円もの有利子負債を抱えるほどにまで財務内容が悪化し、経営危機に陥ってしまった。このため、経営陣は1999年にフランスの自動車メーカーのルノーと資本提携関係(「ルノー=日産アライアンス」と称す)を組んで再生を図ることとなった。ルノーから出向したカルロス・ゴーンはリストラを進め、原材料の仕入を見直すなどしてコストを削減する一方で商品のデザインなどを刷新し、積極的な新車投入を行った結果、販売台数は増加。国内シェアでは第2位の座を奪回し、約2兆円あった有利子負債も2003年6月に返済し終え、復活を遂げた。ゴーン体制のもと系列解体の急先鋒となり、非日産系部品メーカーや海外メーカーからの部品仕入れを積極的に行ったが、近年は日立製作所と組んで部品メーカーの囲い込みに力を入れている。
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